ものすごい映画だ。なんせ今はアメリカ合衆国として知られる土地において代々営まれてきた人々の暮らしが、ある一点を見据えるカメラを通して定点観測されるのだから。とりわけ重要なのは、1900年代初頭にそこに建てられた家であり、第二次世界大戦後にそこに住むことになるひとつの家族だ。彼らを中心に、ときに恐竜時代から現在までをダイナミックに行き来しながら、家(族)というものが歴史的に担ってきた役割とその変化が、悪い部分も含めて描かれる。アンディ・ウォーホルの『エンパイア』のスタイルでアメリカ史を語り切るかのごとき蛮勇に拍手を! 4月4日より公開。
20:00〜NHK総合「新プロジェクトX」を見る。
『「無罪へ 声なき声を聞け」滋賀・看護助手 知られざる15年』

慶伊道彦さんによるスタイルブック「In love with IVY “恋するアイビー”」が発売!
「フェアファクスコレクティブ」の創業者で、日本のネクタイ業界の第一人者である慶伊道彦さん。ドレス業界やファッションの変遷を長く見てこられ、アイビーファッションへの造詣が深い慶伊さんだが、2024年の末...

横浜美術館リニューアルオープン記念展 「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」
「バザールでござーる」「ピタゴラスイッチ」「だんご3兄弟」「スコーン」「モルツ」「ポリンキー」etc。これらの生みの親であり、’90年代以降のメディアの世界を牽引してきた佐藤雅彦にフォーカ...

「私物捨離」に行く。
「私物捨離」とはその名の通り、私物を大放出するマーケットだ。古物や工芸品など多様なジャンルのマーケットを定期的に開催している「代官山NEWOLD_Market」で「番外編」として7月5日(土)と6日(...

『ユリシーズ』を観る。
映画では、ひとつのシーン内での人物たちの画面内での左右関係を混乱させないため、イマジナリーラインというものを設定し、それを越えないようにしましょうという暗黙の了解がある。しかし、本作はそんなラインを...