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アイスランド出身〈Atelier Sigmundur P. F〉の個展「Núna / Ima」に行く。

@Elbereth

写真:大西文香 

 アイスランドといえば、極北に位置するとても寒い国というイメージを持つ人が多いかもしれないが、実は日本と同じく火山を多く有し、自然豊かな国土を持つ場所だ。日本で2回目の個展を開催するアイスランドのファッションブランド〈Atelier Sigmundur P. F〉が作るのは、そんな意外な共通点を持つ両国の植物から抽出した色や染めの技術を使った、美しい生地が特徴の服。今回の展示では、デザイナーSigmundurさんによる、アイスランドのホーステール(和名:スギナ)や日本のベンガラなどの染料を使った作品を見ることができる。この素材の使用はブランドの核にもなっているから、会場ではまるでデザイナーの頭の中を垣間見ているような気分になるかも。アイスランドと日本の技術や染料が出会うことで生まれた繊細な空気と対話できる空間は、今まで慣れ親しんでいた日本の伝統のテキスタイルや色にも違った視点をくれそうだ。

インフォメーション

Núna / Ima

会場:Elbereth(京都市北区紫竹牛若町1-2)
※地図検索には「総神社」と入力。総神社の正面の鳥居をくぐり、裏鳥居を抜けたすぐ目の前。
会期:2月22日(土)〜3月2日(日)
時間:13:00〜18:30
休み:2月26日(水)、27日(木)

Instagram
https://www.instagram.com/elbereth_stardust/

Official Website
http://stardustkyoto.com/


デザイナーSigmundurさんが3月2日に在廊!

最終日となる3月2日(日)には、デザイナーSigmundurさんが在廊し、茶会を開催予定。この日の枠はすでに満員となったようだが、タイミングが合えば、その他にもカジュアルなスタイルでお茶が振る舞われることも。「POPEYEを見た」と伝えれば順に席を用意してくれるとのこと。茶葉は服の染料にも使用した植物を使用。展示への理解がより一層深まるに違いない。