デザイナー、髙橋大雅が2017年にニューヨークで立ち上げたブランド〈T.T〉による展示「T.T I-A 02 遺物の声を聴く 応用考古学の庭」が開催される。〈T.T〉では、「過去の遺物を蘇らせることで、未来の考古物を発掘する」という応用考古学の視点に基づいたコンセプトで、現代や未来に存在し得る服を創造する活動を続けてきた。2022年4月に髙橋が逝去した後も、その理念は継承され、ブランドは新たな形で発展を続けている。本展では、髙橋が最も影響を受けた芸術家の一人であるイサム・ノグチが作庭した石庭「天国」を主な展示空間とし、髙橋が蒐集した過去の遺物や約300点に及ぶヴィンージの服飾資料、そこから着想を得て制作した衣服や彫刻作品を公開する。イサム・ノグチが表現してきた自然との調和を、髙橋独自の視点で再構築した「応用考古学の庭」で堪能してみよう。
また、京都・祇園の総合芸術空間「T.T」内にある茶室「然美」が、「竹窓の然美」として草月流とコラボレーション。自然や陰翳の美意識を体現した茶室「然美」と、日本のいけばな文化を現代的に革新し続ける草月流とその創造性を象徴する「草月会館」が調和をみせる。ここでは、岡本太郎や安部公房による前衛芸術グループ「世紀」にも参加した日本を代表する芸術家であり、草月流三代目家元・勅使河原宏が生み出した竹による回廊式の異空間から着想を得た空間が構成される。立礼式で4品のペアリングコースと共に、静寂と調和の体験を体験できるのだとか(こちらは予約制)。『草月会館』という空間で見出される「美意識」には新たな発見があるはずだ。この年末の締めくくりに、ぜひ訪れてみよう。
インフォメーション
T.T I-A 02 遺物の声を聴く 応用考古学の庭
1F 草月プラザ
会場:草月会館1F(〒107-8505 東京都港区赤坂7丁目2-21)
会期:2024年12月22日〜12月29日
時間:11:00〜19:00 *23日と24日は11:00〜16:00 / 29日は11:00〜15:00 最終入場は閉館の30分前
料金:無料
2F 竹窓の然美
会場:草月会館2F(〒107-8505 東京都港区赤坂7丁目2-21)
会期:2024年12月22日〜12月29日
時間:11:00〜12:00 / 15:00〜16:00 *29日は11:00〜12:00の回のみ
完全予約制、11月27日(水)から予約開始
Official Website
rustsabi.com
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日程:2024年12月24日 18:00
会場:草月会館1F(〒107-8505 東京都港区赤坂7丁目2-21)
料金:無料
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