

珈琲、アート、ショッピング。銀座に行ったら訪れてみたい場所へ。
「銀座は僕にとってやっぱり紳士の街。この街が似合う大人になろうって思える場所なんです」
そう話すのは、俳優の町田啓太さん。彼は最近、銀座に旗艦店を持つ〈トッズ〉の魅力を発信する〝トッズ フレンズ〟に就任。憧れの街に縁ができたとはいい機会。ならばと町田さんを誘って銀ブラをすることにした。出発は銀座一優雅な並木通りにある『トッズ 銀座』から。
「洋服は好きだけど、勉強中。贅沢な空間で洋服を見ていると、美術館にいるのと似た刺激を受ける」と町田さん。シチリア産大理石の床やレザーチェアなど、什器にもイタリアの職人気質を感じる店内はまさに〈トッズ〉のギャラリーと呼びたくなる。

さて、銀ブラといえば喫茶店は不可欠。『みやざわ』で珈琲とともに、夜の銀座で働く人に定番のサンドイッチを。「絢爛豪華な銀座も素敵だけど、地元の人に愛されるお店は落ち着きます」と普段使いの銀座も知る。

最後は町田さんのリクエストで『ギンザ・グラフィック・ギャラリー』へ。この日展示されていたソール・スタインバーグの作品を見て「いつか家に飾りたい」とまた一つ目標ができたみたいだ。
「こうやって買い物をしたり、アートを見ていると少しだけ銀座の一員になれた気がして気持ちがいいです」
確かに、銀座は大人になってから行くのではなくて、通ううちに大人にしてくれる街なのかも。