昔の雑誌広告や居酒屋に貼られた古いビールのポスターを見てみると、フォントや色使いはもちろん、“何を魅せるか”が今と大きな違いがあるように感じる。東京を拠点に、グラフィックデザインやデザイン教育、デザイン研究などを横断的に実践するアメリカ人デザイナー、イエン・ライナムさんの展示では、彼の書籍「Fracture: Japanese Graphic Design 1875–1975(フラクチャー:日本のグラフィックデザイン 1875–1975)」に収録された多数の図版とともに歴史を辿ることができる。近代化していく中で、インペリアリズム、ジェンダー、コマーシャリズム、セクシュアリティーなど、多様なテーマにおいて思考を巡らせ、デザインとして日常に落とし込んできた日本のグラフィック。長きにわたり紡がれてきた特徴的なデザインの背景を知り、様々な角度から当時の広告やプロダクトを見てみれば、当時の人々の生活や想いが垣間見えるかも。
インフォメーション
イエン・ライナム キュレーションによる日本のグラフィックデザイン100年
会場:ウルトラスーパーニューKURA(東京都渋谷区東2-6-18)
会期:2025年7月11日(金)〜7月26日(土)
時間:火〜金は14:00〜19:00、土は11:00〜19:00
休み:日、月
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