ティエリー・フレモ―とは、2007年よりカンヌ国際映画祭総代表を務め、リュミエール研究所で“映画の父”ことリュミエール兄弟の作品の保存と初期のシネマトグラフ映画の復元に長年携わる生粋の映画人。近年はそんなリュミエール兄弟の多岐にわたる作品をひとつにまとめた『リュミエール!』シリーズの監督としてもお馴染みだ。しかし、その彼が幼少期に柔道に打ち込んだ黒帯保持者だったとは知らなかった。本書はそんな柔道をはじめとするスポーツと映画への愛が語られる自伝的エッセイ。故ゴダールはテニス好きとしても知られたが、映画と同時にスポーツも愛するという姿勢はフランスで定番なのか?¥3,960/カンゼン