2012年/アメリカ/ベン・アフレック(監)
LIVE STOCK MARKET in MARUNOUCHI

スタイリストであり『EDISTORIAL STORE』の店主を務める小沢宏さんがイベントディレクターを務める『LIVE STOCK MARKET』が丸の内エリアにて開催。世界中で社会問題となっている、アパレル製品の過剰生産やそれに伴う在庫の大量廃棄や焼却。小沢さんは、メーカーが抱える経年在庫(DEAD STOCK)をスタイリストならではの視点で選別・再編集し、新たなストーリーを加えて、生まれ変わった商品「LIVE(ライブ)STOCK(ストック)」として販売する。ファッションに付きまとう問題を真剣に考えながら、新たな楽しみ方や価値に出会えるチャンス。マーケットというだけあって参加店舗もたくさんあるし、ここだけの特別なポップアップもあるので、詳細をぜひチェック!
会場:丸ビル1F マルキューブ、丸の内エリア内対象店舗
会期:2023年9月14日(木)~9月18日(月・祝)
時間:11:00~20:00
『Capsule』EXHIBITION@GR8

ラフォーレ原宿にあるセレクトショップ、GR8(グレイト)にて、『Capsule』のエキシビジョンが開催。ミラノデザインウィークに合わせて刊行され、ジャンルを超え、より広い意味でのデザインの世界を紹介する『Capsule』マガジン。本展も、ミラノデザインウィークでのローンチを皮切りにパリ、LA、ソウルに続く東京での開催となっていて、『Capsule』マガジンのISSUE 2とアパレルプロダクトをいち早く手にとれる機会となっている。15日にはアートディレクターアレッシオ・アスカリを招いたカクテルパーティーも開催。お見逃しなく!
会場:GR8
会期:2023年9月11日(月)〜9月18日(月・祝)
時間:11:00〜20:00
カクテルパーティーは9月15日(金)18:00〜20:00 まで。
MOBLEY WORKS& BULLPENPOPUP STORE@EN/ME

山形県鶴岡市のベーカリー&イータリー『EN/ME』にて、鰤岡力也によるウッドワークを中心とした工房『MOBLEY WORKS』と渋谷区西原にある家具と生活雑貨を扱うショップ『BULLPEN』によるポップアップイベントが今年も開催。前回に続くゲストとしては、山辺町の絨毯ブランド『山形緞通』が参加。また、山形・酒田市を拠点に活動する"山形らしい、庄内らしい"風土を作品に込める『はりこま屋』と『BULLPEN』がオリジナル張り子を限定販売。1Fのカフェスペースでオリジナルフードメニューを堪能しつつ、素敵なモノとの出会いを楽しもう!
会場:EN/ME
会期:2023年9月16日~9月18日
時間:8:00~17:00
吹けば風 Incoming Breezes@豊田市美術館

豊田市美術館で現在開催中の展覧会『吹けば風』。思いがけず感じる清風や偶然目にとまった道端の花など、いつもなら見過ごしてしまうような細かな発見や驚きに注目し、体験を見つめなおすという趣旨のもと、川角岳大、澤田華、関川航平、船川翔司ら4名のアーティストが参加。この展示タイトルは、明治生まれの詩人・高橋元吉が詠んだ詩の一節「咲いたら花だった 吹いたら風だった」からきていて、”それ”が何なのかわかるまでは「なにか得体の知れないもの」でよいと言う詩人の言葉には、日常を生きる上での大事なマインドのヒントがありそう。先月は異常な猛暑続きでうんざりだったけど、ようやく涼しい風が吹いてきた。感性を刺激する作品群に出会って、一足はやく芸術の秋の訪れを感じに行こう!
会場:豊田市美術館
会期:2023年6月27日(火)〜9月24日(日)
時間: 10:00-17:30(入場は17:00まで)
休み: 月曜日(ただし7月17日、8月14日、9月18日は開館)
料金:一般1,300円、高校生・大学生800円、中学生以下無料
「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」 @森美術館

「美術/図画工作」の授業が苦手だったという人の大半は、絵を描くことが苦手だったのではなかろうか。学校にもよりけりだとは思うが、やはり絵が上手く描けない人・表現をできない人は評価も下がってしまうのがこの授業のシビアなところだ。不思議なのは、美術館へ行ってみると、特に現代アートなんかは絵の上手い下手などの枠組みには収まっておらず、その作品世界が無限に広がっていることだ。それは、もはやアートというものが「美術/図画工作」の授業でカバーしきれない広さを持っていて、むしろ「国語・算数・理科・社会」など、あらゆる科目に通底する総合的な領域となっているからなのかもしれない。かつてドイツの現代美術家・ヨーゼフ・ボイスが「すべての人間は芸術家である」と語ったように、今回の展示は、対象者全員の「必修科目」なのかも?
会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
会期:2023年4月19日(水)〜9月24日(日)
時間:10:00~22:00(※会期中の火曜日は17:00まで、※8月15日(火)は22:00まで、
※最終入館は閉館時間の30分前まで)
料金:[平日]一般 2000円(1,800円)、65歳以上 1700円(1500円)、大学・高校生 1400円(1300円)、中学生〜4歳 800円(700円)
[土・日・休日]一般 2200円(2000円)、 65歳以上 1900円 (1700円)、大学・高校生1500円(1400円)、中学生〜4歳 900円(800円)※専用サイトで購入の場合( )の料金が適用。
休み:会期中無休
『ザ・ブラック・キッズ』クリスティーナ・ハモンズ・リード(著)、原島文世(訳)を読む。

1992年、ロサンゼルスで黒人男性ロドニー・キングを半殺しにした4人の警察官に無罪判決が下された。LA暴動の引き金となったこの実在の事件をきっかけに、ティーンエイジャーの黒人少女が自らのアイデンティティを模索する姿を描く、ポストBLM時代の青春小説。今すぐにでもNetflixでドラマ化してほしい。¥2,860/晶文社
虫めづる日本の人々 @サントリー美術館

いつのまにかセミからコオロギが鳴く季節になりましたね。いや、夏から秋になったということが言いたいのだけれど、もっと巧みに比喩として「虫」を使って文章が書かれているのが『源氏物語』や『伊勢物語』。鈴虫、松虫などの鳴く虫や蛍は登場人物たちの心情を表す重要な役割を果たしていた。物語や和歌、日本美術でも、「草木花鳥」といったテーマに負けずとも劣らず「虫」も重要なモチーフの一つなのであった。本展では特に江戸時代に焦点をあて、中世や近現代の「虫め(愛)づる日本の人々」の様相に触れつつ、虫と人との親密な関係を改めて見つめ直す。喜多川歌麿や伊藤若冲など見どころ満載だが、なかでも江戸時代中期の娯楽「虫聴」(野山へと出かけ、虫の音に耳を澄ませる)は、趣がありすぎるので今からでもやってみたくなった。「ムシキング」に熱狂していた当時のキッズたちもぜひ虫めづってほしい!
会場:サントリー美術館
会期:2023年7月22日(土)~9月18日(月・祝)※会期中展示替えあり
時間:10:00~18:00(金・土は10:00~20:00)、9月17日(日)は20時まで開館。※入館は閉館の30分前まで
休み:火曜日(※9月12日のみ18時まで開館)
料金:一般1,500円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料(詳細は公式サイトへ)