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2023年05月16日(火)


BOOK

『賢人と奴隷とバカ』を読む。

『賢人と奴隷とバカ』
酒井隆史(著)

刺激的なタイトルだけど、内容はいたって真面目。名著『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論』の訳者としても知られる著者が、資本主義と知識人に管理・支配され、もはや満身創痍と言っていい現代をぶった斬る。こんな時代を生き延びたければ読むっきゃない。亜紀書房/¥2,970


TV & RADIO

24:20〜TOKYO MX『POST-FAKE』を見る。

日本発のアート/カルチャーの新たな展開を見出すプロジェクト〈POST-FAKE〉によるドキュメンタリー。
「Enrico Isamu Oyama編」

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EVENT

今日は「旅の日」

こちらのコラムもあわせてどうぞ。

『上京する友達へのプレゼント』

MUSIC

本日のBGM


MOVIE

『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』 ジェームズ・グレイ(監)を観る。

(C)2022 FOCUS FEATURES LLC.

1980年代のNY=ヒップホップ黎明期において、いずれも悪ガキの白人と黒人が仲良しになるなか、あることがきっかけで社会の厳しさ(というか、差別問題)を思い知る、とんでもなく素晴らしい青春譚。監督の自伝的映画なんだが、実体験をこんな映画にしちゃうなんてジョー・ストラマーの名言「パンクとはアティチュードだ」を地でいく監督だ。ちなみにタイトルはストラマー率いるクラッシュの曲名らしい。なるほど。5月12日より公開。

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ART

自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート @町田市立国際版画美術館

町田の穴場スポット・町田市立国際版画美術館で開催中の「自然という書物」展。こちらは15世紀から19世紀までの西洋のナチュラルヒストリー(自然誌/博物学)とアート(美術/技芸)のつながりに注目し、人間が表してきた自然のすがた・かたちを紹介する展覧会となっている。活字・版画などの印刷技術が果たしてきた役割を確認するとともに、自然の図解に用いられた美術の表現手法も見逃せないポイント。幻想・空想の動物への自由な表現や精緻な植物図解など、先人たちの記述・描写にかける情熱にびっくりすること間違いなし。会期も後半で、展示替えならぬページ替えが行われているので、一度行った人もぜひ!

インフォメーション

自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート

会場:町田市立国際版画美術館 企画展示室1、2
会期:2023年3月18日(土)〜2023年5月21日(日)
 前期 2023年3月18日(土)〜2023年4月16日(日)
 後期 2023年4月18日(火)〜2023年5月21日(日)
時間:10:00〜17:00(土・日・祝日10:00~17:30)※入場は閉館30分前まで
休み:月曜日
料金:一般 900円、大学・高校生 450円※中学生以下は無料

アクセス

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