令和五年

2023

二月

25

Saturday

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2023年02月25日(土)


Netflix

『ユアプレイス、マイプレイス』アライン・ブロッシュ・マッケンナ(監)を観る。

ロサンゼルスで息子とともに平穏無事に暮らすデビーと、ニューヨークで変化に富んだ日々をエンジョイするピーター。ライフスタイルが正反対の2人が、1週間だけ互いの生活を交換したら? という実験系リアリティショーのようなこちらのラブコメディは、『プラダを着た悪魔』『恋とニュースのつくり方』などの脚本で知られるアライン・ブロッシュ・マッケンナが監督を務めている。2月10日よりNetflixで独占配信。

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EVENT

井出幸亮・長島有里枝「茶話会|Encounter Comic Book Club(ECBC)」@港まちポットラックビル

写真家・長島有里枝さんと「ケア」について学びあうプロジェクト、「ケアの学校」が名古屋の港まちポットラックビルにて開催中。長島さん自身が会場に滞在し、参加者やゲストと時間を共有しながら、対話やパフォーマンスを行う。今日、25日(土)にはプログラムの一つとして「茶話会|Encounter Comic Book Club(ECBC)」を開催。我らがPOPEYE Webのシニア・エディターであり、雑誌『Subsequence』編集長の井出幸亮さんが参加する。井出さんが会場に設置した漫画の本棚を切り口に、茶話会という気軽な空間で雑談予定。どんな会話が広がるのか、ぜひ現場を訪れてみよう。

井出幸亮・長島有里枝「茶話会|Encounter Comic Book Club(ECBC)」
会場:港まちポットラックビル
日時:2023年2月25日(土)19:00–20:30
料金:500円(お茶付き)学生200円(*学生証の提示必須)*西築地学区に住まわれる方、高校生以下は無料
定員:先着15名→要予約(予約はこちら
席主:井出幸亮(編集者/『Subsequence』編集長)、長島有里枝

長島有里枝「ケアの学校」
会場:港まちポットラックビル 3F:Exhibition Space
日時:2023年1月14日(土)〜3月18日(土)
料金:無料
休み:日、月、祝日

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MUSIC

本日のBGM


BOOK

『インヴェンション・オブ・サウンド』を読む。

『インヴェンション・オブ・サウンド』
チャック・パラニューク(著) 池田真紀子(訳)

『ファイト・クラブ』の原作者が、現代に放つ狂気の物語。「全世界の人々が同時に発する悲鳴」の録音を目指すハリウッドの音響技師ミッツィと、児童ポルノサイトで行方不明の娘を探し続けるフォスターを通してえぐられるのは、アメリカ合衆国の暗部だ。ぜひデヴィッド・フィンチャーに映画化してほしい。¥2,420/早川書房


ART

三浦康太郎|銅版画展@msb gallery

テンペラや銅版画といったヨーロッパ発祥の古くから伝わる技法を用いて作品を制作する三浦さん。テンペラといえばボッティチェリやフラ・アンジェリコ。銅版画でいえばデューラーやレンブラントといった画家の作品が有名である。油絵の具の登場によりその主流は移り変わっていったが、三浦さんの作品を見ると、これらの技法でしか味わえない作品の風味や美しさが確かにあったことを思い出させてくれる。今回の展示では版画教室の講師でもある氏による銅版画がテンペラ作品とともに並ぶ。先人たちが遺した技法の制作工程を辿って創作されることで、作品は同時代性に囚われない自由さと永遠の輝きを獲得しているのだ!

会場:msb gallery
会期:2023年2月23日(木)〜3月5日(日)
時間:12:00 〜19:00 最終日17:00まで
休み:月曜日
料金:無料

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ART

ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 5「引き寄せられた気配」@ トーキョーアーツアンドスペース本郷

須藤美沙 《Lunar Orbital Platform-Gateway》 2022
紙(スタードリーム-FS)50cmΦ
Photo: 加藤 健

「ACT(Artists Contemporary TOKAS)」はトーキョーアーツアンドスペースのプログラムにゆかりのある作家を中心に、注目すべき活動を行なっているアーティストを紹介する企画展。5回目となる本展では海老原靖、鮫島ゆい、須藤美沙を迎える。海老原は静止された一瞬の映像、鮫島は古代遺跡の史料、須藤は宇宙観測データを題材とし、そのどれもが、いまの我々には不可視な遠い世界へと誘う。視座も手法もバラバラなそれぞれの作品から漂う気配を感じとれ!

会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷
会期:2023年2月11日(土)〜 3月26日(日)
時間:11:00-19:00
休み:月曜日
料金:無料

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ART

レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才 @東京都美術館

「クリムトかエゴン・シーレか」。映画『アデル、ブルーは熱い色』で、おしゃれピープルたちがこんな会話を繰り広げる場面があった。シーレとクリムトは同じオーストリア出身で同時代の画家でも、どちらを選ぶかでその人の性格がちょっとわかるくらいに対照的であるということだ。映画の言葉を借りるなら、クリムトは「華やかで装飾的」なのに対してシーレは「暗くて黒い」。これだとシーレに良い印象を抱かないかもしれないが、実のところシーレはクリムト(彼の師匠)に「才能がありすぎる」と言わしめた稀代の天才画家なのであるから要チェック。18歳以下は入場無料。2月9日(木)までは大学生・専門学生も無料と、若者の財布にも優しい展示になっている。しかしまあ作品の影響力が強いから良い意味で要注意だ!

会場:東京都美術館
会期:2023年1月26日(木)〜4月9日(日)(※会期等は変更になる場合がございます)
時間:9:30〜17:30、金曜日は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)
休み:月曜日
会場:東京都美術館(東京・上野公園)〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
料金:一般 2,200円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 65歳以上 1,500円
※本展は、展示室内の混雑を避けるため、日時指定予約制となっております。
※詳細は公式HPにて。

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ART

Aitone個展『WANDER VAGUE -彷徨える漠然-』 @CENTER/EDO

昨年、八丁堀にできた新たなアートスペース「CENTER」。本誌でもスナック×アートを追求した空間「スナックセンター」の取り組み(2月9日の18:00〜23:00にも開催するよ!)を紹介したけれど、ここでまた面白そうな展示を開催しているからご紹介。Aitoneによる個展「WANDER VAGUE -彷徨える漠然-」では、ストリートに根差した感覚を研ぎ澄ませたアブストラクトな作品が並ぶ。曖昧で抽象的。たしかに、街の景色は必ず秩序だっているとはいえない。イメージが交差する模様をぜひAitoneの目を通してみてほしい!

会場:CENTER/EDO
会期:2023年1月27日(金)〜 2月25日(土)
時間:金・土:13:00 – 19:00 / 月〜木:アポイントメントのみ。 @center_edo のDMまたはメール:center@degico.jp にて要問い合わせ。
休み:日曜日
料金:無料

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