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2023年06月04日(日)


TV & RADIO

9:00〜NHK Eテレ『日曜美術館』を見る。

「選 アートと音楽 坂本龍一×日比野克彦」

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EVENT

今日は「虫の日」

こちらの記事もあわせてどうぞ。

養老孟司さんの昆虫観察記は驚くほどエキサイティングだった。

MUSIC

本日のBGM


MOVIE

『TAR/ター』 トッド・フィールド(監)を観る。

(C)2022 FOCUS FEATURES LLC.

ミステリアスなタイトルは、主人公のリディア・ターが由来。指揮者としては天才的だが、人間的に難ありなターが、ライフワークに着手する傍ら、さまざまな今っぽい問題に巻き込まれていく。ターを演じたのは、ケイト・ブランシェット。ヴェネチア国際映画祭をはじめ数々の女優賞を受賞しまくった彼女の圧倒的な芝居から、目が離せない159分。5月12日より公開。

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BOOK

『パチンコ(上)』金山寿甲 (著)を読む。

まず最初に断っておくと、オバマ元大統領が「2019年のフェイバリット・ブックス」の1冊に選んだ、ミン・ジン・リーの同名小説とはなんの関係もない。こちらは、パチンコ屋を家業とする在日コリアン三世の日常を通して、現代社会に渦巻く問題に肉薄した第67回岸田國士賞受賞作を含む、戯曲集だ。「戯曲を読む」と聞くとハードルが高いと思うかもしれないが、安心してほしい。ほぼすべてのセリフが、ラップで書かれているんだから。そこには、まったく新しい読書体験が待ち受けている! 白水社/¥2,420


ART

ステファニー・クエール 『Animal Instinct』 @Gallery 38

人工知能の進化が目覚ましい昨今。対話型AIの登場で、長らく人間が築きあげてきた文明社会の価値観が少しずつ揺らぎはじめている。『マトリックス』や『ブレードランナー』のような近未来の世界を想像したり、人間の存在意義について考えたりした人も少なくないだろう。しかし、未来ではなく過去へと(それもずっと昔に)考えを巡らせてみると、人間そのものの本質がみえてくることがあるかもしれない。ステファニー・クエールによる4年ぶりの個展「 Animal Instinct 」では、新石器時代や古代ギリシャの壺に使われたものと同じ材料を使い、4万年の人類の歴史の中で現れてきた動物のイメージを探求する。彼女自身の言葉を借りるなら、「よりマインドフル、より瞬間的、より動物的」な作品が並ぶ。神話・自然・動物・人間へとイメージが続く作品群からは、私たちがすっかり失ってしまった地球との精神的なつながりを再発見できるかもしれない。

会場:Gallery 38
会期:2023年5月11日(木)~2023年6月25日(日)
時間:12:00〜19:00
料金:無料
休み:月、火、祝日

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ART

山内 聡美『WHEREABOUTS』@parcel

日本橋馬喰町まるかビル2Fに拠点を構えるギャラリー「parcel」にてフォトグラファー・山内聡美の個展『WHEREABOUTS』が開催。現在の活動拠点である東京をはじめ、幼少期を過ごしたフロリダや静岡などパーソナルな様々な土地の写真作品が、写実的に捉えられ並ぶ。また、スマートフォンのスクリーンショットを元に制作されたシリーズでは、アノニマスかつノスタルジックな風景が映し出されている。山内さんは本誌「Hello my name is…」のコーナーを7月号から担当してくれるので、そちらも併せてぜひチェックしてほしい!

会場:parcel
会期:2023年5月20日(土)〜6月18日(日)
時間:14:00〜19:00
料金:無料
休み:月、火、祝日

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