
東日本大震災による甚大な影響に対し、ともに向き合い考え、復興への長い道のりを歩きだす。そんな目的のもと、せんだいメディアテークに開設された「3がつ11にちをわすれないためにセンター」。この『星空と路』では、今年もセンターの参加者による記録や写真展示、上映会を行っている。未曾有の災害や辛い経験に対して、無力感を感じることも多い。でもまずはこのセンターの名前の通り、「わすれない」ための一歩を踏み出そう!
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令和五年
2023
三月
Saturday
東日本大震災による甚大な影響に対し、ともに向き合い考え、復興への長い道のりを歩きだす。そんな目的のもと、せんだいメディアテークに開設された「3がつ11にちをわすれないためにセンター」。この『星空と路』では、今年もセンターの参加者による記録や写真展示、上映会を行っている。未曾有の災害や辛い経験に対して、無力感を感じることも多い。でもまずはこのセンターの名前の通り、「わすれない」ための一歩を踏み出そう!
うんこをテーマにした文芸作品を集めたアンソロジーなんてけしからん! と思いつつページを繰ってみれば、尾辻克彦や山田風太郎がお漏らしの思い出を綴った痛快エッセイはあるは、筒井康隆大先生のコレラをめぐる不謹慎小説はあるはで、うんこはクリエイターを触発する重要なテーマなんだなと快便をかました後のような気分で読み終えることに。あー、すっきりした。¥880/筑摩書房
昨年11月に開館35周年を迎えた目黒区美術館による所蔵作品展。同館が開館した1987年の誕生前後の時代にフォーカスし、紹介している。所蔵作品だからとあなどるなかれ。宇佐美圭司、川俣正、高松次郎、村上友晴といった日本のアートシーンを語る上では欠かせない有名どころがずらり。展覧会タイトルの「解体新書」は、日本史テストの頻出ワード・杉田玄白による医学書のことだが、まさに目黒区美術館の”神経”や”動脈”を見せてくれているといってもいい。博物館法によると博物館(美術館)とは(ざっくりいうと)、資料の収集・保管、教育、研究、普及を目的とした機関であるそう。なにを保存し、研究し、人々に見せているのかといった”身体の内側”を知ることは、施設としての美術館の魅力を知ることでもあるはずだ!
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