ビーフンや豚肉が入った生春巻き「ゴイ クォン」が美味しそう。
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井上亜美「The Garden」 @ 京都芸術センター

竪穴式住居からマンションまで、人間が生活し暮らすために住まいは変化してきた。文明は利便性や快適さを求めて発達してきたわけだから、そう考えると、本展のテーマである「庭」は現代社会において非合理的な存在かもしれない。しかしながら自然と人工の境目にあるような庭という存在が今に至るまで失われずにいるのも、合理性や意味を超えたなにかがあるはずだ。アーティストの井上亜美はこれまで狩猟や養蜂を通して、人間と生物が生きる環境へと目を向けた制作活動をおこなってきた。本展では過去作品に加え、作家自身のアトリエの庭の細かな観察から日々生まれてきた新作を展示する。その小さな世界の大きな広がりを感じ取ろう!
会期:2023年1月7日(土)– 2月12日(日)
会場:京都芸術センター
時間:10:00〜20:00
休み:無休
料金:無料
SHIMURAbros「見かけの虹- Specious Rainbow」@東京画廊+BTAP

Photo by Kei Okano. Courtesy of the artist and Tokyo Gallery+BTAP.
SHIMURAbrosはその名前の通り、ユカとケンタロウによる姉弟ユニット。映画を中心とする表象の問題を追求しつつ制作を行い、近年は活動の場をさらに広げ、オラファー・エリアソンのスタジオに研究員として在籍し活動をしている。光学ガラスを用いて映画の一光景を切り取った<Trace Sky>シリーズから、本展では表現をさらに発展させた最新作が展示される。映画という文明のまなざしと私たちの身体的なまなざしが交差し、スペクタクルな視覚体験がもたらされている!
会期:2023年1月14日(土)〜2月18日(土)
会場:東京画廊+BTAP
時間:12:00~18:00
休み:日、月、祝日
料金:無料
『JUNG_E/ジョンイ』 ヨン・サンホ(監)を観る。

『新感染』シリーズで知られ、『寄生獣』の映像化も決まっているヨン・サンホ監督最新作。気候変動で荒廃した地球を舞台に、戦闘AI開発会社で働く女性が、伝説的な傭兵ユン・ジョンイの脳データをクローン化して究極のAIロボットを作ろうとする姿を描く。何かに似ているなぁと思ったのだが、そうだ、『AKIRA』だ。監督自身も愛してやまない作品らしいので、影響を受けているに違いない。1月20日よりNetflixで独占配信。
『パゾリーニ』を読む。

四方田犬彦(著)
昨年、生誕100周年を迎え、日本でもレトロスペクティブが開催された、イタリア人映画監督のピエル・パオロ・パゾリーニ。映画監督だけでなく、詩人、小説家、政治評論家としても活動し、謎めいた死を遂げたパゾリーニの一筋縄ではいかない足跡が、おそるべき筆圧で刻みつけられた1冊。ぶっちゃけ高い。しかし、その価値は間違いなくある。¥13,200/作品社