優勝賞金1000万円のシェフNO.1決定戦!
『幸福の追求: ハリウッドの再婚喜劇』 を読む。

スタンリー・カヴェル(著) 石原陽一郎(訳)
世界恐慌期から大戦期前後にかけてアメリカでたくさん作られたラブコメ映画。そこに「新しい女性の創造にまつわる再婚映画」としての魅力を見出す革命的映画論が、満を持して初邦訳! ¥4,730/法政大学出版局
『わたしは最悪。』ヨアキム・トリアー(監)を観る。

学生時代は成績優秀で、アート系の才能も文才もある。容姿も端麗だ。だからこそなのか、にもかかわらずなのか、“何”かになりたいんだけど、“何”になったらいいのかわからない。本作が描くのは、そんなアラサー女性ユリアの人生のもがき。いやはやリアルだわぁ。この手の“贅沢な悩み”を抱えている人は、とりあえず観るべし。全国順次公開中。
アレック・ソス Gathered Leaves@神奈川県立近代美術館 葉山

写真家アレック・ソスの国内美術館では初となる個展がもうすぐ開催。アメリカを舞台とした一連の代表作をはじめ、最新作〈A Pound of Pictures〉までを余すところなく展示。ドキュメンタリー写真のような客観性と、詩的でエモーショナルな表現が共存するソスの作品。写真なんてスマホで見るのと変わらないじゃん、というそこの君こそ実際に体感すべし!
会場:神奈川県立近代美術館 葉山
会期:2022年6月25日(土)〜 10月10日(月・祝)
休館日:月曜(7月18日、9月19日、10月10日を除く)
時間:午前9時30分 〜 午後5時(入館は午後4時30分まで)
入場:一般1,200円、20歳未満・学生1,050円、65歳以上600円、高校生100円 詳細はHPにて。
※感染防止対策として、入場制限を行う場合があります。
BRIAN ENO AMBIENT KYOTO@京都中央信用金庫 旧厚生センター

ブライアン・イーノは、ヴィジュアル・アートのパイオニアでありながら、「アンビエントミュージック」の生みの親でもあり、デヴィッド・ボウイ、U2、コールドプレイらの代表作を生み出した名プロデューサーであり、(息継ぎ)、はたまた環境問題をはじめとする社会活動にもいち早く取り組んできたアクティヴィスト。自ら「非音楽家」と名乗るのも頷けるくらいに様々な顔をもつ。そんな生きる伝説のインスタレーションはどうしても鑑賞しておきたい。さあ京都へ急げ!
会場:京都中央信用金庫 旧厚生センター
会期:2022年6月3日(金)〜 8月21日(日)
休館日:無し
時間:11:00〜21:00(展示会入場は閉館の30分前まで)
入場:一般 (大人) ¥2,000 / 大学生・専門学校生 ¥1,500 / 中高生 ¥1,000 (土日祝はそれぞれ +¥200)小学生以下無料 詳細はHPにて。