超一流エンジニアが家電・おもちゃを怪物マシンに大改造するEテレの人気番組「魔改造の夜」を教材に学ぶ「技術者養成学校」が開校。
『レオス・カラックス 映画を彷徨うひと』を読む。

青山真治、蓮實重彦、濱口竜介他(著)
映画監督レオス・カラックスの最新作『アネット』が公開中だ。そんな最高のタイミングで彼の解説書が出たんだからこれは読まなきゃ。本人やスタッフへの詳細なインタビューはもちろん、蓮實重彦さん、濱口竜介監督といった日本を代表する映画の語り手たちの論考も収録。そしてなにより先日急逝した青山真治監督が町山広美さんと対談しているのが見逃せない。¥3,520/フィルムアート社
『ザ・バブル』ジャド・アパトー(監)を観る。

アメリカン・コメディ映画界の巨匠ジャド・アパトーの監督最新作は、コロナ禍がテーマ。パンデミックによりホテル付きスタジオに缶詰状態になりながらも、空飛ぶ恐竜をやっつけるアクション映画を完成させようと奮闘する役者たちを描く。妻アパトー、娘アパトーもメインキャストに迎え、本当にしょーもない小ネタを畳み掛けるように進むので、めちゃくちゃ金のかかったホームビデオを観ているかのよう。とりわけ人気ティックトッカーを演じた娘アパトーのアカウントで、みんながダンスを踊る姿を撮影するシーンは爆笑必死。Netflixで独占配信中。
『FUGLEN ASAKUSA』シーズナルワッフル

「FUGLEN ASAKUSA」のもちもちなノルウェーワッフルに、春仕様が登場中。ノルウェーの蒸留酒リニア・アクアビットでキャラメリゼバナナをフランベし、コクのあるブラウンチーズはアイスにするなど、ノルウェーの食材で深みを出し、春らしい麗らかな色合いに。ノルディックローストの酸味あるコーヒーとも合うし、春光降り注ぐテラス席で食べたら絶対気持ちいい。
インフォメーション
FUGLEN ASAKUSA
ワッフルは浅草店のみ。春のワッフルは5月末まで。○東京都台東区浅草2-6-1 ☎︎03・5811・1756 9:00〜21:00、土・日8:00〜21:00※コロナウイルス状況下現在の営業時間 無休
ダミアン・ハースト 桜@国立新美術館

ダミアン・ハーストといえばホルマリン漬けの作品が強く印象に残るが、彼がこのところ一貫してモチーフとしているのはまさにこの季節にぴったりの「桜」だ。30年以上にわたるキャリアの中で、「生」と「死」をはじめとして様々な角度で作品に向き合ってきた作家の新たなる境地を目撃したい。
会場:国立新美術館 企画展示室2E
会期:2022年3月2日(水)~5月23日(月)
時間:10:00~18:00(毎週金・土曜日は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
入場:1,500円(一般)、1,200円(大学生)、600円(高校生)
※中学生以下は入場無料。
障害者手帳を持参の方(付添の方1名含む)は入場無料。
星空と路 —3がつ11にちをわすれないために—(2022)@ せんだいメディアテーク

せんだいメディアテークは2011年5月、東日本大震災による甚大な影響に対し、ともに向き合い考え、復興への長い道のりを歩きだすために「3がつ11にちをわすれないためにセンター」を開設した。この『星空と路』では毎年、センターの参加者による記録を紹介する展示や上映会を行っている。記録を自分自身の記憶と結びつける、”忘れない”ための一歩を歩もう。
会場:せんだいメディアテーク
会期:<展示>
3月9日(水)〜3月13日(日)10:00-18:00 1f オープンスクエア
3月15日(火)〜4月24日(日)9:00-20:00 7f スタジオa
*3月24日(木)は休み
<上映>
3月12日(土)・3月13日(日) 7f スタジオシアター
入場:無料