横浜・関内駅に隣接する「マリナード地下街」のピアノ。初回放送日:2021年2月5日
『ライフ・ウィズ・ミュージック』Sia(監)を観る。

BTSへの楽曲提供も記憶に新しい覆面シンガーのSiaが、映画監督に初挑戦。アルコール依存症のリハビリテーションプログラムを受けているズーが、ひょんなことから自閉症の妹ミュージックと暮らし始めるという話で、かつてアルコールやドラッグへの依存症に苦しんだSia自身の経験がベースになっているそう。随所に挿入される、カラフルで音楽にあふれるミュージックの脳内映像がいかにもSiaらしくて楽しい。ちなみに、ミュージックは、彼女の代表曲「シャンデリア」のMVで圧倒的なダンスパフォーマンスを披露したマディ・ジーグラーが演じているぞ。2月25日より公開。
collection croisée @collectioncroisee.com (online art gallery)

アーティストであり、ギャラリー「準備中」のディレクターとしても活動する小田原亜梨沙とフランスのイラストレーターAndré Derainneによる、ドローイングの魅力がたっぷり詰まった展示がオンラインで開催中。第4回目となる今回はオリジナル作品の販売も行っているから、家に何を飾るか考えながら鑑賞するのも楽しいかもしれない。下記のリンクをクリックすると今すぐ展示にアクセスできる。
会期:2022年2月1日(火)〜4月30日(土)
会場:collectioncroisee.com
『Little chef』いちごのグラタン

いちごの季節が待ち遠しい理由の一つが、都立大学のカフェ『Little chef』で毎年この時期登場するいちごのグラタン。いちご、メレンゲ、生クリームで作るイギリス菓子「イートンメス」の上にカスタードのような自家製サバイヨンソース、中にいちごシャーベットを合わせた、ここだけの特別な味だ。きび砂糖で作ったメレンゲの香ばしさとザクっと感が、よいアクセント。
インフォメーション
Little chef
週替わりのランチ限定和定食も一緒に。いちごのグラタンは4月頃まで。◯東京都目黒区平町1-23-18 ☎03・6421・2179 日・月11:30〜18:00、金・土12:00〜18:00 不定休
『都市を上映せよ ソ連映画が築いたスターリニズムの建築空間』を読む。

本田晃子(著)
ソ連という社会主義都市のイメージは、映画が映し出した数々の建築によって形作られた? 本書は映画の中の建築が、首都モスクワをいかに神話化し、解体したのかを解き明かす。映画と建築にここまで強い結びつきがあるとは驚いた。東京大学出版会/¥3,740
Chim↑Pom展:ハッピースプリング @森美術館

Chim↑Pom(チンポム)の初の本格的回顧展。サブタイトル「ハッピースプリング」には、「長引くコロナ禍においても明るい春が来ることを望み、たとえ待ちわびた春が逆境のさなかにあっても想像力を持ち続けたい」というChim↑Pomのメッセージが込められているそう。差別や偏見、汚染や境界といった社会問題について作品のなかで取り上げてきた彼らの表現が、この春、グサグサ刺さること間違いなしだ。
会期:2022.2.18(金)~5.29(日)、会期中無休
会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)ほか
時間:10:00~22:00(最終入館 21:30) ※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
※ただし5月3日(火・祝)は22:00まで(最終入館 21:30)
入場:事前予約制を導入。当日、日時指定枠に空きがある場合は予約なしでの入場可。詳細はHPにて。
高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.10 ―ここに境界線はない。/? @ 高松市美術館

「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」は、独創性、将来性のある優れた作家を発掘、紹介する現代アートのグループ展。本展では「ここに境界線はない。/?」をテーマに、心の内や社会のなかに存在する「境界線」を見つめ直す。参加作家はウチダリナ、久保寛子、潘逸舟、ユアサエボシ、森栄喜。グッとくる作家や作品が見つかるかも。
会期:2022 年 2 月 11 日(金・祝 )〜3 月 21 日(月・祝 )・月曜休館 、3 月 21 日 ( 月・祝 ) は開館
会場:高松市美術館
時間: 9:30〜17:00(但し金曜日、土曜日は19時閉館/入室は閉館30分前まで)
入場:一般 800 円(640 円)、大学生 500 円(400 円)、高校生以下無料
※( )内は 20 名以上の団体料金 ※身体障害者手帳・療育手帳または精神障害者保健福祉手帳所持者は無料