18:30~宇多丸映画評『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』
23:30〜NHK Eテレ『ドキュランドへようこそ「切り捨てられる芸術〜ブラジル 経済危機の下で〜」』を見る。
ブラジルの文化・芸術を守るため、戦う芸術家の記録。2020国際エミー賞(アート番組部門)受賞作。
『ビッグバグ』ジャン=ピエール・ジュネ(監)をNetflixで観る。

『アメリ』でおなじみジャン=ピエール・ジュネの監督最新作は、2045年が舞台のSF。とある住宅街で、4体の家庭用ロボットが、主人を人質にとって立てこもる。とき同じくして地球ののっとりを企てるのは、最新世代のアンドロイド、ヨニクスだ。しかし、そんな一大事にもかかわらず、人間たちはどうでもいい些事に気を取られてばかりで、家庭用ロボットたちは困惑させられっぱなし。ジュネらしいユーモアとペーソスにあふれる1作だ。2月11日よりNetflixで独占配信。
クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]@東京都現代美術館

実験音楽シーンの重要人物として、美術の分野でも大活躍してきたクリスチャン・マークレーの日本初の大規模個展が東京都現代美術館で開催。音楽、アート、マンガ、映画……あらゆる素材を元に、彼が既存の世界をどのように”翻訳”し、リミックスしてきたのか。初期から最新作まで、その全キャリアを一望することができる。
会期:2021年11月20日(土)〜2022年2月23日(水・祝)・月曜休館(2月21日は開館)
会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F
時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
入場:一般 1,800円 / 大学生・専門学校生・65歳以上 1,200円 / 中高生 600円 / 小学生以下無料
『母を燃やす』を読む。

アヴニ・ドーシ(著)、川副智子(訳)
アヴニ・ドーシ(著)、川副智子(訳)
インド系アメリカ人作家による、デビュー小説。アンタラという1人の女性と、自由奔放で娘を顧みない彼女の母の、のっぴきならない関係が描かれる。最近、母と娘というテーマが文学の世界で注目を集めている気がするが、穏やかじゃないタイトルも含めて、その最高峰的な作品と言えるかも。早川書房/¥3,080
高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.10 ―ここに境界線はない。/? @ 高松市美術館

「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」は、独創性、将来性のある優れた作家を発掘、紹介する現代アートのグループ展。本展では「ここに境界線はない。/?」をテーマに、心の内や社会のなかに存在する「境界線」を見つめ直す。参加作家はウチダリナ、久保寛子、潘逸舟、ユアサエボシ、森栄喜。グッとくる作家や作品が見つかるかも。
会期:2022 年 2 月 11 日(金・祝 )〜3 月 21 日(月・祝 )・月曜休館 、3 月 21 日 ( 月・祝 ) は開館
会場:高松市美術館
時間: 9:30〜17:00(但し金曜日、土曜日は19時閉館/入室は閉館30分前まで)
入場:一般 800 円(640 円)、大学生 500 円(400 円)、高校生以下無料
※( )内は 20 名以上の団体料金 ※身体障害者手帳・療育手帳または精神障害者保健福祉手帳所持者は無料