『あと10歳若くなる! DJ KOO流 心・体・脳の整え方』を読む。

DJ KOO (著)
還暦を過ぎてもなお、いつも元気に“ヒューイゴー”なDJ KOOさんが、まさかの健康本をリリース。メンタル、健康、仕事、人生など自身を支えてきた選りすぐりの“ルーティン”を54個も紹介している。若返り健康法のおなじみの池谷敏郎先生が推薦しているのだから、役に立つこと間違いなし。¥1,650/PHP研究所
『LAMB ラム』 バルディミール・ヨハンソン(監)を観る。

アイスランドの山奥で、雄大な自然に包まれながら暮らす羊飼いの夫婦。あるとき、羊の出産に立ち会っていると、生まれてきたのは羊のようで羊じゃない。夫婦はその異形の生物(どこかパディントンベアを思わせる)をごく自然に受け入れ、アダと名付けて子供のように育てるが、アダには実の親(羊)がいるわけで……。人間と食料として育てられる動物の違いはどこにあるのか? これはそんな倫理的なテーマに迫ったスリラーだ。9月23日より公開。
Punk! The Revolution of Everyday Life@ 港まちポットラックビル

昨年より国内5ヶ所を巡回してきた「Punk! The Revolution of Everyday Life」展が名古屋・港まちポットラックビルに着港。パンクといえばモヒカン、スキンヘッド、ヴィヴィアン・ウエストウッドといったファッションスタイルや音楽にフィーチャーされがちだけど、ここで取り上げるのはそれだけじゃなく「D.I.Y」「相互扶助」に代表される社会問題への実践や批評性そして現代アートとの親和性だ。今回の巡回では愛知県豊田市で開催されるパンクスなイベント「橋の下世界音楽祭」を紹介するパートも追加されるそう。これまでに見逃してしまった人、まだ見てない人は急げ! まあ”勝手にしやがれ!!”って感じだけどね!
会場:港まちポットラックビル3F
会期:2022年8月26日(金)〜 11月12日(土)
時間:11:00 〜 19:00(入場は閉館30分前まで)
休み:日・月・祝
料金:無料
NAZE『TASHIKA ME YOU』OPEN STUDIO to EXHIBITION @CENTER

今年8月、東京・八丁堀に新たに誕生したスペース、CENTER。プロジェクト第一弾としてアーティスト・NAZEによるオープンスタジオ&エキシビジョンを開催。グラフィティーなどのストリートカルチャーを出自とするNAZE。オープンスタジオという公の場と、展示という個の場。境界線をつくり、越境することの意味を考え、公と個のそれぞれを来場者や街との関係の中で作り上げる流動的な展示だ。残りの会期は展示のみで、こちらは事前にアポイントメントが必要なので要注意。詳細はインスタグラムをチェック!
会場:CENTER
会期:2022年8月26日(金)〜 10月30 日(日)
入場:アポイントメントのみ。 @center_edo のDMまたはメール:center@degico.jp にて要問い合わせ。
髙橋恭司 「Ghost」@LOKO GALLERY

90年代から国内外のファッション・カルチャー誌で多岐に渡り活動した写真家・髙橋恭司。インターネットの台頭前、雑誌や広告といったメディアがより臨場感やリアリティを持っていた時代に最前線で活躍し、その後の写真家たちに多大な影響を与えてきた。写真に写るのは必ず「過去」であり、時間の亡霊(Ghost)だ。髙橋氏が一体どんな時間を切り取ってきたのか。SNSなどで写真がより身近になった現代において、その30年に渡る活動を文脈づける。作品集『Ghost』の出版や、豪華なトークイベントもあるよ!
会場:LOKO GALLERY
会期:2022年9月16日(金)〜10月16日(日)
オープニング:9月16日(金)17時半〜20時半 *予約不要
時間:11時〜19時(水〜土)/12時〜18時(日)
休み:月・火・祝日
料金:無料
『川』写真展 @スタジオ35分

POPEYE Webのタウントークにも登場していただいた、写真家の酒航太さんが運営するギャラリー兼バーのスタジオ35分。現在開催中の写真展「川」は、フォトグラファー・スケーターの荒川晋作と関川徳之という二人の”川”によるコレクティブの名前。彼らはスケートボードと写真表現の関係に着目し、およそ半年に一冊のペースで写真誌を制作。今年8月にはその「川」の本4号目となる「◯」を出版。その販売はもちろん、展示では、スケボーの路上ならではの躍動感と興奮が切り取られたショットがずらり!
会場:スタジオ35分
会期:2022年9月7日(水)〜 10月1日(土)
時間:16:00 〜 22:00
休み:日・月・火
料金:1ドリンクオーダー制(¥500~)
渡邉太地「空想世界」@SkiiMa GALLERY

東京藝術大学大学院に在籍中の新進気鋭のアーティスト・渡邉太地による個展が大阪・心斎橋PARCOのSkiiMa Galleryにて開催。”ここ”ではない、外部の存在を示す「窓」。絵画という平面世界から、窓をもってして外の世界へと超越をする。あたたかな色彩とは裏腹に、実にアクロバティックな絵画だ。空を眺めにPARCOの中へ入ってみよう!
会場:SkiiMa Gallery(心斎橋PARCO 4F)
会期:2022 年 9 月 9 日(金)-9月 30 日(金)
時間:10:00~20:00
休み:心斎橋PARCOの休館日に準ずる。
料金:無料