オスカルに自らの思いをのせた少女たちの物語。
「SEE LV」展@東京ミッドタウン 芝生広場

2020年にスタートしたルイ・ヴィトンの巡回展が世界の主要都市を巡りながら開催中。そして今夏はここ日本、六本木の東京ミッドタウンに到着。メゾンの160年以上にわたる歴史から、選りすぐりのアーカイヴの数々と最新のクリエーションを組み合わせた展示を鑑賞/体験できる。貴重なコレクションからアーティストたちによるコラボレーション、アイコニックなグッズなど、見所満載。
会場:東京ミッドタウン 芝生広場
会期:2022年7月8日(金)〜8月21日(日)
時間:11:00-20:00(最終入場19:30)
入場:無料 (要事前予約・ルイ・ヴィトン LINE公式アカウントより受付)
FOCUS#4 伊東宣明「時は戻らない」 @京都芸術センター

「時を戻そう」はバラエティ番組でもよく聞いた言葉だけど、そのフレーズで笑える理由は、実際には「時は戻らない」ことをみんな知っているからだ。表された言葉と、表された事柄が不一致な宙吊りな状態。お笑いでは「逆張り」なんて言うけれど、シニカルに笑える反面ときにハッと気づかされることがある。そんなズレやもやもやを作者の伊東は利用して、「時間」「死/生」「身体」といった、人間にとって抗えない概念と向き合った作品を提示する。決して戻らない貴重な時間を展示に割いてもいいんじゃない?
会場:京都芸術センター
会期:2022年5月14日 (土) 〜 2022年7月18日 (月・祝)
時間:10:00~20:00
料金:無料
※7月15日・16日は短縮開館(予定)。詳細はウェブサイトにて。
※7月18日(月・祝)19:30~20:00はライブパフォーマンス有(無料・要予約)
『イン・ザ・ドリームハウス』 を読む。

カルメン・マリア・マチャド(著) 小澤身和子(訳)
「21世紀の小説と読み方を変える、女性作家の15作」に選出されたカルメン・マリア・マチャド待望の第2作。レズビアン間の虐待を、スリラー、おとぎ話、裁判記録……あらゆる形式で〈あの記憶〉を再構築。¥2,860/エトセトラブックス
In Between @MIDORI.so Bakuroyokoyma

問屋街として有名な馬喰横山エリアに、昨年新たにオープンした「MIDORI.so Bakuroyokoyma」。同ギャラリーがGalerie Supermarktとの共同キュレーションで開催する本展ではブラム・ブラーム、キャブ・ケニンゲール、ラトガー・ド・ヴリー、グラハム・マーティンという4人の注目のアーティストをフィーチャー。扱う素材や作品の文脈も異なる4人が、それぞれの表現で「時間」「空間」「ジェンダー」といった既存の枠組みの間(In Between)に挑戦する様をとくとご覧あれ!
会場:MIDORI.so Bakuroyokoyma 6 / 7F
会期:2022年6月20日(月)~2022年7月15日(金)
時間:12:00〜19:00(最終日は15時まで)
入場:無料
『X エックス』 タイ・ウェスト(監)を観る。

舞台は1979年のテキサス。一攫千金を目指して自主映画を作らんとする一行が、史上最高齢の殺人鬼夫婦が住む屋敷に足を踏み入れてしまう……という、ありきたりと言えば言えないこともない設定のホラーなんだが、なーんかところどころ洒落ているのだ。調べてみたら、製作はA24。さすが! 7月8日より全国公開。