令和四年

2022

六月

15

Wednesday

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2022年06月15日(水)


TV & RADIO

13:00〜NHK BSプレミアム『シネマ「大統領の陰謀」』を見る。

ロバート・レッドフォード&ダスティン・ホフマン出演の社会派ドラマの傑作。
1976年/アメリカ/アラン・J・パクラ(監)

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ART

山本和真「Banned Toys」 @Ritsuki Fujisaki Gallery

Treating(Sid) 2022, oil,acrylic on canvas, 1,620 x 1,620 (mm), YAMAMOTO Kazuma

作品を見て不気味さや不穏さを感じたら、それは作者・山本和真の狙い通りだろう。インターネット・ミームやホラーコンテンツに影響を受けたという山本の此度の展示テーマは「Banned Toys」(有害玩具)。素材の危険性から販売を禁止された玩具の、無邪気な怖さを見事に描き出している。山本は98年生まれの現役藝大生というスーパールーキーだ。

会場:Ritsuki Fujisaki Gallery
会期:2022年5月28日 (土) 〜 6月19日 (日)
休館日:火水木
時間:13:00 〜 20:00
入場:無料

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MUSIC

本日のBGM


MOVIE

『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』マーク・カズンズ(監)を観る。

© Story of Film Ltd 2020

2010年から21年にかけて公開された111作品を通して、映画の最前線に肉薄するドキュメンタリー。ハリウッド大作はもちろん、インド、ウガンダ、チリ、シリア、チュニジアの作品まで取り上げられるのだから驚くしかない。「あー、映画好きを自称してはいたけど、映画のことなんてなんにも知らなかったなぁー」と、心地よい敗北感が味わえる。まぁ、カズンズ監督は体中に映画関係のタトゥーを入れていて、中には田中絹代のサインを模したものまで含まれているってんだから、勝とうとするほうが間違っているんだけどね。6月10日より全国順次公開。

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BOOK

『ストレンジ・スターズ デヴィッド・ボウイ、ポップ・ミュージック、そしてSFが激発した十年』を読む。

『ストレンジ・スターズ デヴィッド・ボウイ、ポップ・ミュージック、そしてSFが激発した十年』
ジェイソン・ヘラー(著) 伊泉龍一(訳)

1970年代のポップ・ミュージックが、いかにSFに影響を受けて進化してきたのか。ヒューゴー賞受賞作家であり音楽ジャーナリストでもある著者がそれを跡づけた、めっちゃスリリングな一冊。『2001年宇宙の旅』を目撃したことでキャラ変を決意したデヴィッド・ボウイをはじめ、ロックスターたちはみんなSFに夢中だったのね! ¥3,850/駒草出版


ART

ラシード・ジョンソン「Plateaus」@エスパス ルイ・ヴィトン東京

PLATEAUS 2014年 エスパス ルイ・ヴィトン東京での展示風景, 2022 579.1 x 457.2 x 457.2 cm Courtesy of Fondation Louis Vuitton © Rashid Johnson Photo credits: © Keizo Kioku / Louis Vuitton

巨大なグリッドのなかに入り乱れる植物やシアバター、陶器、本、アマチュア無線機……etc。これらをじっくり観察すると、この作品自体が作者ラシード・ジョンソンを表していることがわかる。個人的な素材がミクストメディアとして混交し、新たな物語を紡ぐ。そんな生命力に溢れた“彼”の一端にぜひ触れてほしい。

会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京
会期:2022年4月27日(水)〜9月25日(日)
休館日:ルイ・ヴィトン 表参道店に準ずる。
時間:11:00〜19:00
入場:無料

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