2年4ヶ月ぶりの特番。
ゲスト:東野幸治、黒沢かずこ(森三中)、花澤香菜
『ストレンジ・スターズ デヴィッド・ボウイ、ポップ・ミュージック、そしてSFが激発した十年』を読む。

ジェイソン・ヘラー(著) 伊泉龍一(訳)
1970年代のポップ・ミュージックが、いかにSFに影響を受けて進化してきたのか。ヒューゴー賞受賞作家であり音楽ジャーナリストでもある著者がそれを跡づけた、めっちゃスリリングな一冊。『2001年宇宙の旅』を目撃したことでキャラ変を決意したデヴィッド・ボウイをはじめ、ロックスターたちはみんなSFに夢中だったのね! ¥3,850/駒草出版
『HUSTLE/ハッスル』 ジェレマイア・ザガー(監)を観る。

アダム・サンドラーがプロデュースを務め(プロデューサーとしてはレブロン・ジェームズもクレジットされている!)、主演も兼ねたバスケ映画だ。サンドラー演じる絶不調のバスケのスカウトマンが、海外で脛に傷を持つ有望選手を発見し、一世一代の大勝負に出るという、アツいドラマが繰り広げられる。これまでもたくさんスポーツ映画を作っているが、さすが『アンカット・ダイヤモンド』でひと皮剥けただけあって、今回のサンドラーはひと味違うなぁ。6月8日よりNetflixで独占配信。
ラシード・ジョンソン「Plateaus」@エスパス ルイ・ヴィトン東京

巨大なグリッドのなかに入り乱れる植物やシアバター、陶器、本、アマチュア無線機……etc。これらをじっくり観察すると、この作品自体が作者ラシード・ジョンソンを表していることがわかる。個人的な素材がミクストメディアとして混交し、新たな物語を紡ぐ。そんな生命力に溢れた“彼”の一端にぜひ触れてほしい。
会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京
会期:2022年4月27日(水)〜9月25日(日)
休館日:ルイ・ヴィトン 表参道店に準ずる。
時間:11:00〜19:00
入場:無料
篠田桃紅展 Toko Shinoda : a retrospective@東京オペラシティ アートギャラリー

篠田桃紅は墨による独自の抽象表現、空間表現を開拓した画家だ。戦後まもなく単身渡米し、海外でも高い評価を得てきた桃紅。展示では、建築とのコラボレーションなど多岐にわたる仕事の全貌を知ることができる。ジャンルに囚われない作品のおおらかさは、五感の全てを刺激してくれるはず。
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
会期:2022年4月16日(土)〜6月22日(水)
休館日:月曜日(ただし5月2日は開館)
時間:11:00〜19:00(入場は18:30まで)
入場:一般 ¥1,200、大学・高校生 ¥800、中学生以下無料 詳細はHPにて。