令和四年

2022

六月

3

Friday

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2022年06月03日(金)


TV & RADIO

24:25〜NHK総合『ザ・商社』を見る。

松本清張原作、日本の総合商社の苦闘と崩壊を描いた経済ドラマ。
初回放送:1980年

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FOOD

『ビッグベイビーアイスクリーム』のモーニングセット

休日に早起きできたら、新丸子の『ビッグベイビーアイスクリーム』に。お店で働く鈴木英生さんと鈴木拓央さんが週末限定で朝食を出していて、メインディッシュは週ごとに内容が変わるサンドイッチと野菜たっぷりのプレート。食べ方は自由だけど、プレートのサラダをサンドイッチに挟んで食べると最高に美味しい。アイスとサラダとドリンクバーまで付いて1,200円。2人が地元・福島で喫茶店を開くまでの約1年のリミテッドだ。

インフォメーション

BIG BABY ICE CREAM

2人のシルエットがプリントされた紙のランチョンマットには似顔絵も描ける。◯神奈川県川崎市中原区新丸子東1-829 ☎︎044・750・9080 土・日・祝8:00〜11:00※モーニングセットの営業日程


EVENT

今日は「世界自転車デー」

こちらの記事もあわせてどうぞ。

BIKE MESSENGER IS OUR ARTFORM
街の自転車店に目を向けると、思わぬ発見がある。

MOVIE

『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』フィリップ・ファラルドー(監)を観る。

エバーグリーンな輝きを放つ青春文学の金字塔、『ライ麦畑でつかまえて』を書いたJ.D.サリンジャーがどんな人だったかを知る人は少ない。なぜなら、ほとんど人前に姿を見せなかったから。そんな中、90年代のNYには彼と綿密なコミュニケーションをとっていた会社があったという。彼を擁する老舗エージェントがそれ。本作は作家を夢見ながら、同社でアシスタントとして働くことになった若い女性ジョアンナとサリンジャーの対話(電話での)を描く、実話に基づく一作。彼が発する味のある言葉は、まだ何者でもないすべての若者の心にもきっと響くはず。5月6日より全国公開。

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MUSIC

本日のBGM


BOOK

『あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない』を読む。

とんでもないタイトルではあるが、トンデモ本ではないので安心されたし。すべてのモノが商品化してしまう資本主義という体制が、いかに女性を苦しめ(ときには男性も。つまり人類を!)、セックスだけに限らぬあれこれを楽しくなくさせているのかについて、真面目に考察しているのだから。「資本主義の終わりより、世界の終わりを想像する方がたやすい」とか言ってる場合じゃないなぁ。¥2,090/河出書房新社


ART

猪瀬直哉「The Utopia Chapter 6」@THE CLUB

Naoya Inose, The Construction | 1534 | Edward Clarke, 2021, Black ink and watercolour on wooden panel, 41×30.5cm, ©THE CLUB

GINZA SIX 6Fの銀座 蔦屋書店内にあるギャラリー、THE CLUBにて猪瀬直哉の個展が開催中。特筆すべきは彼の圧倒的な絵画技法と表現力だ。多岐にわたる技法で「ユートピア」が紐解かれていく様はまるで西洋絵画史のドキュメンタリー。THE CLUBはこちらの展示をもって閉廊予定。行きそびれることのないように!

会場:THE CLUB
会期:2022年4月28日(木)~6月11日(土)
休廊日:日曜、月曜
時間:12:00~19:00
入場:無料

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ART

ラシード・ジョンソン「Plateaus」@エスパス ルイ・ヴィトン東京

PLATEAUS 2014年 エスパス ルイ・ヴィトン東京での展示風景, 2022 579.1 x 457.2 x 457.2 cm Courtesy of Fondation Louis Vuitton © Rashid Johnson Photo credits: © Keizo Kioku / Louis Vuitton

巨大なグリッドのなかに入り乱れる植物やシアバター、陶器、本、アマチュア無線機……etc。これらをじっくり観察すると、この作品自体が作者ラシード・ジョンソンを表していることがわかる。個人的な素材がミクストメディアとして混交し、新たな物語を紡ぐ。そんな生命力に溢れた“彼”の一端にぜひ触れてほしい。

会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京
会期:2022年4月27日(水)〜9月25日(日)
休館日:ルイ・ヴィトン 表参道店に準ずる。
時間:11:00〜19:00
入場:無料

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ART

池田亮司展@弘前れんが倉庫美術館

池田亮司《data-verse 3》2020年 撮影:浅野豪 ©︎Ryoji Ikeda

国際的なアーティスト/作曲家である池田亮司の大規模個展が開催中。テクノロジーを駆使し、音や光を用いて鑑賞者を引き込む作品世界が広がる。吹き抜けの大空間に現れる「data-verse 3」はそんな取り組みの集大成でもあるので要チェックだ。れんが造りの美しい建築と共鳴する展示空間は、ここでしか味わえない特別な体験となりそう。

会場:弘前れんが倉庫美術館
会期:2022年4月16日(土)〜8月28日(日)
休館日:火曜日(ただし8月2日は開館)
時間:9:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
入場:一般 ¥1,300、大学生・専門学校生 ¥1,000、高校生以下無料 詳細はHPにて

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ART

篠田桃紅展 Toko Shinoda : a retrospective@東京オペラシティ アートギャラリー

《熱望》2001年、墨・朱・銀地/カンヴァス、150.0×100.0cm、公益財団法人岐阜現代美術財団蔵

篠田桃紅は墨による独自の抽象表現、空間表現を開拓した画家だ。戦後まもなく単身渡米し、海外でも高い評価を得てきた桃紅。展示では、建築とのコラボレーションなど多岐にわたる仕事の全貌を知ることができる。ジャンルに囚われない作品のおおらかさは、五感の全てを刺激してくれるはず。

会場:東京オペラシティ アートギャラリー
会期:2022年4月16日(土)〜6月22日(水)
休館日:月曜日(ただし5月2日は開館)
時間:11:00〜19:00(入場は18:30まで)
入場:一般 ¥1,200、大学・高校生 ¥800、中学生以下無料 詳細はHPにて。

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