『やじ満』牡蠣らーめん(塩)

中華食堂「やじ満」の牡蠣らーめんで今年度の牡蠣納め。築地にて昭和23年創業以来、豊洲に移った今でも愛される一杯だ。片栗粉をまぶしてソテーし旨味を閉じ込めたプリップリの広島県産牡蠣も、その牡蠣エキスが染み込んだスープも旨すぎる。弾力のある麺とたっぷりのニラ、玉ねぎ、竹の子、キクラゲと一気に平らげたら、心置きなく春を迎えられそう。
インフォメーション
やじ満
味噌味としょうゆ味も選べる。牡蠣らーめんは3月末までの予定。○東京都江東区豊洲6-6-1 3F ☎︎03・6633・4560 5:00〜13:00 水・日休
石塚元太良: Ondulatoire展@ NUKAGA KOTARO ROPPONGI

KOTARO NUKAGA ROPPONGIにて、石塚元太良の個展「Ondulatoire」が開催中。写真家、石塚元太の新作を含む17点の作品が展示されている。展示された写真空間のなかで表現されているのは音楽の立体化であり、「音楽の建築」だ。建築、音楽、写真という3つの領域をまたいだ静謐な空間を味わおう。
会期:2022年2月5日(土)〜2022年3月31日(木)
会場:NUKAGA KOTARO ROPPONGI 東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル2F
時間:11:00~18:00(日月祝休)
メタモール “アルター” 市場 vol.3@BnA Alter Museum

既存のジャンルに囚われないディレクション、キュレーションを展開するディレクター5名によるディレクターズフェアがBnA Alter Museumで開催中。総勢15組のアーティストの作品を”ショッピングモール”に見立てたギャラリーのなかで楽しめる。いち鑑賞者、消費者としての私たちの行動と生産との結びつきをメタ的に認識できる刺激的な展示だ。京都土産を買いにふらっと立ち寄るのもありかも。
会場:BnA Alter Museum
会期:2022年3月5日〜3月27日
時間:11:00~20:00(会期中無休)
入場:無料
contemporary – ism – living + art – 現代作家による家具作品とアート展@Objet dʼ art
ヴィンテージ家具のギャラリー「Objet d' art(オブジェデアート)」にて、アートサロン「SCÈNE」協力のもと、アートや立体作品を交えての企画展が開催。ベルギー出身の現代作家を主体にした作品群は、ほとんどが本邦初の展示となっている。そんな興味深いアートやヴィンテージ家具を会場で体感して、生活とアートが地続きになる楽しさを味わいたい。
期間中は出展作品の販売、受注を行うほか、同時に展示されているアートやヴィンテージ家具等も販売。
会 期:2022年3月4日(金) - 4月3日(金) 11時 - 19時(入店は18時まで)
会 場:Objet dʼ art 江戸川区小松川 4-64 (入場無料)
『連合赤軍 革命のおわり革命のはじまり』を読む。

鈴木創士(編)
連合赤軍によって引き起こされたあさま山荘事件から今年で50年を迎える。この“事件”とは、いや“革命”とは果たして何だったのかを、12名の論者がとことん考え抜いた論考集。とりわけ、小泉義之さんの「暴力革命について」と、市田良彦さんの「「十五少年漂流記」から「蠅の王」へ」が印象に残った。この“事件”、いや“革命”のことなんてまったく知らないよって人こそ読むべし。¥2,970/月曜社
高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.10 ―ここに境界線はない。/? @ 高松市美術館

「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」は、独創性、将来性のある優れた作家を発掘、紹介する現代アートのグループ展。本展では「ここに境界線はない。/?」をテーマに、心の内や社会のなかに存在する「境界線」を見つめ直す。参加作家はウチダリナ、久保寛子、潘逸舟、ユアサエボシ、森栄喜。グッとくる作家や作品が見つかるかも。
会期:2022 年 2 月 11 日(金・祝 )〜3 月 21 日(月・祝 )・月曜休館 、3 月 21 日 ( 月・祝 ) は開館
会場:高松市美術館
時間: 9:30〜17:00(但し金曜日、土曜日は19時閉館/入室は閉館30分前まで)
入場:一般 800 円(640 円)、大学生 500 円(400 円)、高校生以下無料
※( )内は 20 名以上の団体料金 ※身体障害者手帳・療育手帳または精神障害者保健福祉手帳所持者は無料