『女パンクの逆襲 フェミニスト音楽史』を読む。

ヴィヴィエン・ゴールドマン(著) 野中モモ(訳)
イギリスで最初の女性音楽ジャーナリストとしてパンクをレポートした著者による、女性パンクについての1冊。男性が中心だと思われがちなパンク界において、いかに女性たちが重要な役割を果たしてきたかがわかり、目からウロコが1000枚以上は落ちること間違いなし。¥2,970/Pヴァイン
『ロスト・ドーター』マギー・ギレンホール(監)を観る。

海辺の町にバカンスに訪れた中年女性が、ある母娘を目にしたことで、自身が母となったばかりの頃ののっぴきならない記憶を思い出すというヒューマンドラマ。母とは何か? はたまた親とは何か? そんな深い問いへと観る者を導く。ちなみに、『ダークナイト』でバットマンの彼女役を演じたマギー・ギレンホールの初監督作で、彼女自身が書いた脚本は2021年のベネチア国際映画祭で最優秀脚本賞に輝いたのだが、それも納得のデキ。マルチな才能ってこういうことを言うんだなぁ。Netflixで独占配信中。