『グッド・オン・ペーパー』キム・ゲートウッド(監)

恋よりもキャリアを優先してきたスタンダップ・コメディアンのアンドレア・シンガーの前に現われたのは、非の打ち所がないほどパーフェクトな男。すぐに結婚を決めようとするシンガーだったが、彼女の親友は「完璧すぎて逆に何か裏があるんじゃないか?」と疑う。という感じのラブコメなんだが、シンガーを演じるのはスタンダップ・コメディアンのイライザ・シュレシンガーで、本作は彼女自身の身に起こったほぼ実話らしい。シュレシンガーは同じくネトフリ配信のシリアス映画『私というパズル』にも出ていたっけ。6月23日よりNetflixで配信。
『〈アメリカ映画史〉再構築 社会的ドキュメンタリーからブロックバスターまで』

遠山純生(著)
1920年代から1970年代までのアメリカ映画史を、日本ではこれまで取り上げられることが少なかった監督たちに光を当てながら再構築した、映画好きは必読な1冊。特に気になったのは、写真家から映画監督へと転身したというヘレン・レヴィット、モリス・エンゲル&ルース・オーキン夫妻。やー、アメリカ映画って本当に奥が深いですねぇ。¥6,930/作品社
佐藤純也 : ただ一枚の絵 @青山目黒(ショーウィンドーにて)

作家・佐藤純也が2011年に10年後に展示することを想定して制作した絵画を『青山目黒』のショーウインドーにて、インスタレーションとして公開。展示される絵画は一点のみ。※場所はこちら→東京都目黒区上目黒2−30−6