『グンダーマン 優しき裏切り者の歌』アンドレアス・ドレーゼン(監)

Filmproduktions - und Vertriebs KG, Rundfunk Berlin Brandenburg
ベルリンの壁崩壊直後の東ベルリンに、“ドイツのボブ・ディラン”と呼ばれた1人のミュージシャンが存在した。その名は、ゲアハルト・グンダーマン。ポジティブな歌で人気を博していた彼には、裏の顔があった。実は冷戦時代、秘密警察のスパイだったのだ……という嘘のような本当の話。『善き人のためのソナタ』と合わせて観たい。5月15日より全国公開。
『ボリス・ヴィアン シャンソン全集』

ボリス・ヴィアン (著) 浜本正文 (訳)
ロマンチックな恋愛小説の金字塔『日々の泡』の著者ボリス・ヴィアンは、クロード・アバディ楽団のトランペッターでもあった。そんな彼が手がけた、400曲以上ものシャンソンの歌詞を全訳したのがこちら。『俺はスノッブ』なんていう、いかにもヴィアンらしいユーモラスなものもあって、ニヤニヤが止まらない。¥3,850/国書刊行会
ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展「ストーリーはいつも不完全……」「色を想像する」@ 東京オペラシティ アートギャラリー

イギリスを拠点に活動し、国際的な注目を集めるライアン・ガンダーが手掛ける『東京オペラシティアートギャラリー』での収蔵品展。収蔵品は故寺田小太郎氏によるプライベート・アイ・コレクションであり、ガンダー×寺田小太郎の一対一の会話といえる展覧会。