『ボリス・ヴィアン シャンソン全集』

ボリス・ヴィアン (著) 浜本正文 (訳)
ロマンチックな恋愛小説の金字塔『日々の泡』の著者ボリス・ヴィアンは、クロード・アバディ楽団のトランペッターでもあった。そんな彼が手がけた、400曲以上ものシャンソンの歌詞を全訳したのがこちら。『俺はスノッブ』なんていう、いかにもヴィアンらしいユーモラスなものもあって、ニヤニヤが止まらない。¥3,850/国書刊行会
『アオラレ』デリック・ボルテ(監)

本作のテーマは、最近よくニュースを賑わせている「あおり運転」。ちょっとした自動車トラブルから、謎の男に執拗な「あおり運転」をされるハメになった女性の恐怖を描く。謎の男を演じるのは、なんかいつもより体のサイズが桁違いに大きいラッセル・クロウ。こんなヤツにあおられたら、マジで悪夢だ。5月14日より全国公開。
Punk! The Revolution of Everyday Life

学生と世界的に著名な芸術家によるコラボレーション展、キュレーターや美術批評家、社会学者などによる講演会の他、外部に向けに講演活動等も開催している倉敷芸術科学⼤学の川上研究室が取り組むEEE(Education, Education and Education)による展覧会。本展では、カール・クラウスを起点とし、フランスの劇作家、アルフレッド・ジャリ、現 代アートの初動としてのダダ、そこから派生したレトリスム、シチュエーショニスト・インターナショナル(SI)、ブラック・マス ク 、アップ・アゲインスト・ザ・ウォール・マザーファッカー、キング・モブ、 といった急進的な前衛芸術運動等を紹介。(※変則スケジュールのため詳細は以下のリンクにて)
ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展「ストーリーはいつも不完全……」「色を想像する」@ 東京オペラシティ アートギャラリー

イギリスを拠点に活動し、国際的な注目を集めるライアン・ガンダーが手掛ける『東京オペラシティアートギャラリー』での収蔵品展。収蔵品は故寺田小太郎氏によるプライベート・アイ・コレクションであり、ガンダー×寺田小太郎の一対一の会話といえる展覧会。