『スニーカーの文化史 いかにスニーカーはポップカルチャーのアイコンとなったか』

ニコラス・スミス (著) 中山宥 (訳)
カニエ・ウェストが着用した「ナイキ エア イージー 1」が、約1億9000万円という破格の値段でオークション落札されたというニュースからもわかるように、スニーカーをめぐるあれこれが日増しに大変なことになっている。いったいどうしてこんなことになったのか? 1830年代のゴム底製スニーカーの誕生から現代までの180年に及ぶ壮大なスニーカー史をひもとく本書を読めば、きっとわかる。¥2,000/フィルムアート社
『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』ジョー・ライト(監)

原作はA・J・フィンの同名ベストセラー小説。広場恐怖症の児童心理学者アナが、向かいの家で起こった凶悪犯罪を目撃したことから幕を開ける、ヒッチコックの『裏窓』的なサスペンスだ。『プライドと偏見』や『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』のジョー・ライトらしい、硬派な演出の冴えも見もの。5月14日よりNetflixで独占配信。
Punk! The Revolution of Everyday Life

学生と世界的に著名な芸術家によるコラボレーション展、キュレーターや美術批評家、社会学者などによる講演会の他、外部に向けに講演活動等も開催している倉敷芸術科学⼤学の川上研究室が取り組むEEE(Education, Education and Education)による展覧会。本展では、カール・クラウスを起点とし、フランスの劇作家、アルフレッド・ジャリ、現 代アートの初動としてのダダ、そこから派生したレトリスム、シチュエーショニスト・インターナショナル(SI)、ブラック・マス ク 、アップ・アゲインスト・ザ・ウォール・マザーファッカー、キング・モブ、 といった急進的な前衛芸術運動等を紹介。(※変則スケジュールのため詳細は以下のリンクにて)
ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展「ストーリーはいつも不完全……」「色を想像する」@ 東京オペラシティ アートギャラリー

イギリスを拠点に活動し、国際的な注目を集めるライアン・ガンダーが手掛ける『東京オペラシティアートギャラリー』での収蔵品展。収蔵品は故寺田小太郎氏によるプライベート・アイ・コレクションであり、ガンダー×寺田小太郎の一対一の会話といえる展覧会。