『27クラブ』

ハワード・スーンズ(著) 萩原真理(訳)
才能あるミュージシャンは27歳で死ぬという神話がこの世にはあり、この年齢で亡くなった者たちは“27クラブ”のメンバーだなんて言い方がされる。ブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョップリン、ジム・モリソン、カート・コバーン、エイミー・ワインハウスがとりわけ有名なメンバーだ。偶然の他に、彼らを結びつけるものは何か? これを読んだらわかるかも。¥3,960/作品社
『グリード ファストファッション帝国の真実』マイケル・ウィンターボトム(監)

主人公はファストファッションブランドを立ち上げて巨万の富を築いたリチャード。まるでギャングスタのような彼の栄枯盛衰をテンポよく描く。「TOPSHOP」などを保有していたアルカディア・グループのオーナー、フィリップ・グリーン卿がモデルだそうな。リアリティ・ショーに出演しているリチャードの娘とその彼氏がボンクラすぎて、彼女たちを中心に据えたスピンオフ作品を観たくなった。6月18日より全国公開。