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2021年03月19日(金)


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BOOK

『サラ金の歴史 消費者金融と日本社会』

『サラ金の歴史 消費者金融と日本社会』
小島庸平 (著)

戦前の素人高利貸に起源を持つサラ金は、バブル崩壊以後、みるみる社会問題の温床と化していった。この業界の変転を日本の経済史に位置づける本書を読めば、『闇金ウシジマくん』をもっと楽しめそう。¥980/中央公論新社


ART

平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989-2019 @京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」

美術評論家の椹木野衣を企画・監修に迎え、独自の視点で選定したアーティストたちによる集合的活動にフォーカスした平成年間(1989–2019年)の美術を振り返る展覧会を開催。

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ART

澤田知子 狐の嫁いり@東京都写真美術館

澤田知子《ID400》#001-100 1998年 自動証明写真機で撮影したオリジナルプリント ゼラチン・シルバー・プリント(100枚組4点/4枚組1点) 東京都写真美術館蔵

“内面と外見の関係”という普遍的なテーマを問い続け、自らの姿や顔を被写体にし、ポートレイトの手法を軸に作品を制作してきた澤田知子の大規模個展が東京都写真美術館にて開催。

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MOVIE

『フィールズ・グッド・マン』アーサー・ジョーンズ(監)

(c)2020 Feels Good Man Film LLC

漫画『ボーイズ・クラブ』とは、カエルのペペのレイドバックな暮らしを綴るコミックス。しかし、ペペは悲劇的な末路をたどることになる。画像がネット上でミームと化し、オルタナ右翼たちのアイコンになったからだ。そんな今っぽい現象に肉薄するドキュメンタリー。3月12日公開。

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MOVIE

『ビバリウム』ロルカン・フィネガン(監)

(C) Fantastic Films Ltd/Frakas Productions SPRL/Pingpong Film

一組のカップルが内見に訪れた住宅地から抜け出せなくなり、さらには得体の知らない子供を育てるハメになるという、いや〜な映画。建物ホラーとしては『シャイニング』、子育ての恐怖を隠喩的に描いているという意味では『ローズマリーの赤ちゃん』なんかと近いかも。3月12日公開

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ART

3.11とアーティスト:10年目の想像@水戸芸術館現代美術ギャラリー

小森はるか+瀬尾夏美《二重のまち/交代地のうたを編む》2019
©Komori Haruka + Seo Natsumi

東日本大震災から10年となる2021年3月。当時、臨時の避難所にもなった本館では「想像力の喚起」という芸術の本質に着目し、”もはや「過去」”となりつつある厄災と今をつなぎ直そうとする作品群を紹介する。

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