POPEYE Web編集部の日常ブログ。
2023年 4-5月
2023.05.02(Tue)
POPEYE Web編集部の、ゆったりブログ。
– スタッフが見たもの、食べたもの、買ったもの etc をたまに更新します。 –
ジョシュアツリーの法則。
POPEYE Webに掲載しているシュロという木をテーマにした漫画を読んで以来、散歩をしているとシュロがビシバシ視界に入ってきて大変。

だいたい上の写真のような5,6mのかわいいサイズの木だけど、近所の交差点で桁違いのヤツを発見。しかも3本。

なにがすごいって、この大きさよりも何千回も通っていた道なのに「シュロ」という言葉を知るまでまったく気にしていなかったこと。さらに驚いたのは、この現象に「ジョシュアツリーの法則」という名前がついていたこと。あるデザイナーが図書館を訪れ、そのときに読んだ本でジョシュアツリーという木の存在を知り、いつもの帰り道に“それ”があったことに気がついたことから「名前を知ることによって認識できる」現象をそう名付けたらしいが、まったく自分と同じゃないか。シュロに変わるなにかを探して、みなさんに認識してもらうことを目標に散歩を続けたいと思います。
2023年5月
宮本(POPEYE Webエディトリアルディレクター)
YouTubeライブ配信
埼玉県狭山市で17年ぶりに開催された『ハイドパーク・ミュージック・フェスティバル』を記念し、POPEYE Webでは関口スグヤさんと麻田浩さんをお迎えしてミュージックライブを配信しました! アーカイブされていますので、未視聴の方はぜひ!
記事はこちら。
https://popeyemagazine.jp/post-158190/
映像はこちら。
https://www.instagram.com/reel/CqeAqzkAwBI/
このライブ配信ですが、そこはやっぱりポパイウェブ。「自分たちでやってみる!」ということで業者の方には頼まず一から自分たちで準備してみました。僕はスイッチャー(画面の切り替え)と動画配信の管理など、映像まわりの諸々を担当しました。トラブルがないよう何度も機材リハーサルを重ねました。

いざ生配信がはじまると予期せぬ機材トラブルが相次いで起こり、汗びっしょり……! 演奏は本当に最高でとってもいい時間だったのですが、僕らが演者の方や見ている人に迷惑をかけたのではないかと大反省。後ほどプロの方に聞いたところ、生配信は絶対といっていいほどトラブルがつきものだそう。やはり、経験してみないとわからないことだらけだ。
ポパイウェブで仕事をするうちに、ポッドキャストの収録では「音声担当」、映像関係のことでは「映像編集担当」。「画像の編集します」「音源作成を担当します」などなど、怪人二十面相さながら役職を変えて挨拶をしています(笑)
ウェブ媒体でやれることは多い。ライターではあるけれど、その枠を超えて挑戦していければもっと面白いことがやれるし、届けられるかもしれない。今年もさらに色んなことに挑戦していきますので見守っていてください!
2023年5月
内田(ライター)

求む、見えないDJブースがある箱。
最近レコード本を出版した経緯からDJブースに立つ機会が増えたが、とっても恥ずかしく思うときがある。なぜDJブースはあんなに目を引くように作られているのだろう。かつてのDJブース(ディスコ初期の頃)はリクエストカードを渡す穴があるだけで、DJの顔なんて見えなかったという話しを聞いたことがある。’70年代後期に六本木にあったディスコ『T.G.I FRIDAYS』はDJルームがマジックミラーで隠されていたらしい。写真は僕の大阪の師匠の一人、DJデニスさんが在籍していた『葡萄屋』のDJブース。鉄格子が加わるだけでもちょっと控え目に見えるよね。みんながDJブースのほうを向いてノッている、というあの光景より、みんな各々好き勝手な方向を向いて踊っている箱があればいいのにな。
2023年5月
トロ松(編集者/ライター)
ブログ内限定のポッドキャスト「アフターアワーズ・クラブ」始動!/第1話:自己紹介編

こんにちは。ポパイウェブ・ライターの内田です。
いやー、今日もお仕事頑張りましたね! こんな日はウェブのヤングチームの仲間、町田さんと宇都くんの3人で乾杯といきたいところだけれど、「それもコンテンツにしてみれば?」とクリエイティブディレクター・コクブさんの声が!
ということで仕事終わりの、いや、放課後の雑談のように喋るミニポッドキャスト『アフターアワーズ・クラブ』をスタートさせてみました!

同じくライターの町田です。説明ありがとう(笑) ウェブのポッドキャスト番組『POP-EYE MEETING 編集会議』のスピンオフみたいにして続けられたらいいね。

同じくライターの宇都です。初回はみんながウェブでどんなことをやっているのか、自己紹介も兼ねて喋りました。楽しんで聴いてもらえたら嬉しいです! それではよろしくお願いいたします。
※視聴は以下から。↓↓
2023年4月
内田(ライター)、町田(ライター)、宇都(ライター)

取り残された話。
フッと目が覚めて、ボンヤリした頭をそろりと上げると……電車の中だった。いつも見慣れた、地下鉄日比谷線。の車両。のはず。だったのだけれど、ハテ、何かが違う。アレ? この電車止まってる? しかも明るい、地下じゃないぞ。窓の外には他にも停車した列車が……おお? よく見たら誰も人がいない? この電車、僕一人だけ? 何コレ???
……どうやらここは、停車中の無人列車。真っ昼間の。要するに僕は、東銀座駅から乗り込んで中目黒方面へと向かっていた途中で眠りこけ、降り過ごして、一人車両に取り残されてしまったようなのだ。普通、終点の駅で車掌さんが起こしてくれるよね? いやはや、どれくらいの時間寝ていたのか。てか、ここは一体どこなのか。そんでワタクシどうすれば? すっかりボーゼン自失、だらしなく口を開けて窓の景色を眺めていること数分。カツ、カツ、カツと、前方の車両の奥から車掌さんらしき男性がゆっくりとこちらに向かって歩いて来るじゃないか。スリーナインかいな。僕の目の前で足を止めた彼は、「またか」とでもいうような心底面倒くさそうな顔をして、「そのまま待っててください。折り返しますから」とだけ言い残し、次の車両へと足早に去っていった。
言われたとおり待っていたら、10分後くらいだろうか、列車が(反対方向に)再び動き出した……と思ったら、ものの30秒ほどで駅に到着。遠くまで漂流したのかと思ってたが、こんな近くにいたとは。辿り着いたのは中目黒駅だった。日比谷線・北千住方面行き、当駅発。ホームには人がたくさん並んでる。当駅発なのになぜか一人だけすでに乗客が乗っているという謎の状況、窓越しに皆が目を丸くしてこちらを凝視しているのが恥ずかしい……。
帰ってから調べたところ、僕が取り残されていた場所は、日比谷線・中目黒駅から祐天寺駅方面へと少し進んだところにある「引き上げ線」(列車の方向転換や入れ換えを行うために、一時的に本線から列車を引き上げるための側線)というやつだったらしい。電車ファンの方々には“常識”なのかもしれないけど、20年近くもこの線を利用している僕は、何度も通っていながらまったくその存在を意識したことがなかった。見ているようで見ていないんだなあ。それにしても、あの誰もいない列車の雰囲気は何だかとても良かった。
2023年4月
井出(編集者/POPEYE Webシニアエディター)
前屈の記録 #1

2023年4月
白石(POPEYE Webアートディレクター/エンジニア)

Quilting Bee
学生時代にこんな部活あったら入りたかったなー、と妄想することがたまにあるのですが、昔のポパイを読んでいると先輩たちも似たようなことを考えていたのか、編集スタッフらがクラブ活動みたいなことを結構やってたみたいなんですよね。おそらく稼働はそれほど……な感じだったとは思うけど。さておき、僕も作りたいなと思って。例えば「Quilting Bee(キルトをつくる会)」とか。ルビア(茜)の根を主原料とした赤色合成染料、通称ターキーレッドの普及がきっかけで、この赤と白で構成されたキルトの最盛期は1880~1920年代頃とされてるのですが、その時期の紅白キルトを(たぶん)世界一所有していた方がいて、ジョアンナ・S・ローズさんという方なのですが、自身のキルトコレクションをニューヨークの「American Folk Art Museum」に653枚展示/寄贈された偉大な方で。そのコレクション展「Infinite Variety」の本が最近復刻されまして、TOROの山口さんに教えていただいたのですが、もう、もう、本当に圧巻で、その『Red and White Quilts: Infinite Variety: Presented by The American Folk Art Museum』を読んでいると、ちょいちょい「Quilting Bee」の話も出てきたりして、本日はそれについて調べてたら一日終わりました。プシュッ。まあクラブ活動というか、POPEYE Webから派生するいくつかのコミュニティスペースみたいなものをウェブサイト上に作ってみるのは楽しそうかなって思ったって話です。それはそうと、僕が持ってるこのキルトも当時ローズさんの手元にあったら「American Folk Art Museum」に所蔵されていたと思うと背筋が伸びるなあ、大切にしよう。
2023年4月
国分(POPEYE Webクリエイティブディレクター)